2021-02-24 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
今、沖縄の話が出ましたけれども、沖縄の一番の問題というのは、燃料のコストがありますけれども、燃料代ということでしたけれども、運賃が何にでもすごく、三倍ぐらい掛かってしまって、よくテレビショッピングで沖縄だけ幾らというのが出ておりますけれども、ああいうのになると、もうセメント一つでも、あるいはもう砂糖一つでも全部価格に反映されてしまって、家建てるのが大変な値段なんですよ。
今、沖縄の話が出ましたけれども、沖縄の一番の問題というのは、燃料のコストがありますけれども、燃料代ということでしたけれども、運賃が何にでもすごく、三倍ぐらい掛かってしまって、よくテレビショッピングで沖縄だけ幾らというのが出ておりますけれども、ああいうのになると、もうセメント一つでも、あるいはもう砂糖一つでも全部価格に反映されてしまって、家建てるのが大変な値段なんですよ。
また、埼玉県のある市が行った市民の購買行動調査の結果によりますと、広告をよく読む主婦、新聞は読まないんじゃないかと冗談を言った人がいますが、広告を絶えずくまなく読まれている主婦の方たちは、どこに行くとお砂糖一つがどのくらい安いかということも探して回って歩いている。
それに対して日本は、こういうふうに砂糖一つとりましても例年どんどん輸入をしてきている。これは外交上大きな阻害要因になりはしないかと案じますが、外務大臣、いかがでございましょう。
参考までに申し上げますが、たとえばお砂糖一つとりますと、昨年の九月は百二十九円でございました。これはわれわれの仕入れ価格でございます。そして、ことしの二月は百八十五円になっております。また、おしょうゆにいたしますと、去年の九月が二百七十一円六十六銭でございました。それが三百十六円六十六銭でございます。砂糖は一四三・八%上がっております。しょうゆは一一六・六%です。
この砂糖一つをとりましてもこういう高値です。これは家庭の主婦の家計簿から出しておりますから一番信憑性があります。この実態です。二倍から三倍上がっております、昨年の十月から砂糖だけで。 これはいま申し上げました品目を一々言ったらたいへんです。
ただ、上白という砂糖一つを——これは一つの仮説でありますが——とって、おそらく塩水港精糖とか日本精糖とか大日本製糖とか、この間でおそらくその会社自体の生産性によって高いのもあるだろし、安いのもあると思うのですよ、同じ標準的なものにしても。そうすると、あなたのおっしゃっている標準的というのはどうもそこがわからない。
いま聞いていただいたように、砂糖一つを見ましても、九月十五日に農林省が試算をして上限の原糖五十四円ということ、これはきまっているわけだから、それで計算をして、百三十六円九十銭、局長のお話では百三十七円というふうなこれは指導価格ですね、糖価安定法に関連する指導価格。それから十一月十三日には百四十九円というふうに指導なさって百五十二円か三円になっていたのを百四十九円に下げさしているわけです。
砂糖一つやりましても、切符制とか何とかいうことをしなければならぬ。それがどれほど実際にうまくいくか、机の上の計画としてはいくはずでありましても、実際にはなかなかうまくいかんというような欠点がございますので、できればマル公制度でやりたくないと、こういうふうにわれわれも考えております。マル公にしてはいかぬとか、これは主義としてはやらぬとか何とか、そういうつもりはないのであります。
そういう考え方をやるべきであつて、消費税をかけることによつて、ますます輸入はむずかしいという、そういうことを前提において価格を釣上げてゆく、こういう形が出て参りますれば、これはもう大衆は砂糖一つでもつて今度の税制改革に対して非常に大きな反感を持つだろうと思うのです。